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TOP>コンテンツ>社内でのファイル共有>サーバーで一括管理しましょう
  

サーバーで一括管理しましょう

社内でのファイル共有に関しては、複数の社員がいる場合には、サーバーで一元管理をしていくのがよいと思います。

サーバーで一括管理をすることのメリットとデメリットをみていきたいと思います。

■メリット

  1. 停電に対応できる
  2. サーバーが障害に強くなっている
  3. 運用を止めることなく大容量データをバックアップ可能(スナップショット機能)

■デメリット

  1. 運用を行うのに管理者が必要
  2. 費用が高額になる

個々に関して、もう少し詳しく見ていきますね。

メリット1.停電に対応できる

サーバー機にUPS(無停電電源装置)といわれる装置を付けます。
UPSは、不意の停電により、サーバーが停止してしまい、ファイルが壊れたり、サーバー自体が立ち上がらないようにならないようにするものです。

UPSは、電池や発電機を内蔵していて、停電時でもしばらくの間コンピュータに電気を供給することができます。
停電時には、UPSが電気を供給している間に、正しい手順で、安全にサーバーの停止を行います。

長時間止まる停電は少ないかもしれませんが、オフィスが入っているビルによっては、電源の供給が不安点になり、瞬間的に電源の供給が止まってしまうこともあります。

その際にも、UPSを設置しておくと、継続してサーバーを利用することができますので、UPSは必ず設置されることをお勧めします

メリット2.サーバーが障害に強くなっている

サーバー専用機では、電源が二重になっていたり、データが保存されているディスクに関しては、RAIDディスク*を採用し、活性交換(動作中に装置を外したり追加、交換を行える機能)が可能だったりします。

つまり、サーバーの停止を行わずにこれらの交換ができるので、長時間の運用が可能です。

最低限必要な量より多くの設備を用意しておき、一部の設備が故障してもサービスを継続して提供できるようになっているシステムを冗長化されたシステムといいます。

冗長化されているシステムでは、複数個の設備がほぼ同時に故障しない限りサービスが停止しないため、冗長化しない場合に比べてサービス停止率が大幅に下がります。

*RAID (Redundant Arrays of Inexpensive Disks)
レイドと読みます。複数のハードディスクをまとめて1台のハードディスクとして管理する技術のことを指します。
高速性や安全性のレベルにより、RAID0からRAID5まで6つのレベルがあります。
その中で、よく使われるのが、RAID-1とRAID-5です。


RAID-1:二重化やミラーリングとも呼ばれています。2台のディスクにまったく同じデータを同時に書きこむ方式。片方が破損しても、もう一方からデータを読み出せるのでシステムは問題無く稼動しつづけることができます。
両方に同じデータを書き込むことになるため、実際に使用できる容量は本来のディスク容量の半分になります。


RAID-5:最低3台のディスクから利用できるもので、各ディスクのデータからパリティと呼ばれるものを生成し、データとともに各ディスク内に分散して記録する方式です。
そのため、3台のディスクの場合、2台のディスク程度の容量しか保存できません。

メリット3.運用を止めることなく大容量データをバックアップ可能(スナップショット機能)

スナップショットとはある瞬間のファイルシステムのイメージを保持したものです 。

また、スナップショットは全てのデータを複製するのではなく、元のデータへのリンク情報だけを残したものです。

スナップショット領域はデータ元よりも格段に少ない容量で済み、元データが大きい場合もスナップショット作成処理は数秒で完了します。

元のデータに変更が加えられた場合は、スナップショット領域に変更前のデータが退避されます 。


Windows Server2003というOSでは、ボリュームシャドウコピーサービスとスナップショットを呼んでいます。

LinuxというOSには、LVM(Logical Volume Manager)と言う機能があり、スナップショットを実現できます。

Solaris(Solaris9以降)というOSには、fssnapコマンドにより、ファイルシステムのスナップショット作成することができます。

具体的なバックアップ方法に関しては、次々章でご説明します。

デメリット1.運用を行うのに管理者が必要

ある程度の規模のサーバーを管理するには、管理者を決めた方がよいと思います。

この管理者は、サーバーの規模によっては、他の業務を行っているパソコンに興味があるような人に依頼をするのでもよいです。

業務としては、

  1. 急な停電時に、UPSの電力により、サーバーが起動している間に、サーバーの停止を行う。
  2. サーバーの障害時に、発見をし、業者の連絡を行ったり、場合によっては、冗長化されている設備の部品の交換を行ったりします。
  3. バックアップの運用を行い、バックアップが正常に行われているか定期的にチェックしたり、バックアップテープの交換を行ったりします。

他にもシステムの管理業務としては、まだまだあるので、大規模のシステムになった時には、専門の人を雇った方がよいと思います。

デメリット2.費用が高額になる

サーバー専用機を購入した時には、パソコンをサーバーに見立てるよりも費用が高額になります。

しかし、上記のような冗長化がされているため、障害に強くなっています。

OSがあらかじめインストールされていたり、ハード構成が工場出荷時にあらかじめ適切な設定がされていたりするため導入する手間は少なくて済みます。

サーバーの選び方は、次章「サーバの選び方」で見ていきますね。

次章「サーバーの選び方」を見る

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中島ひろとし


    

 

インターネットコンサルタント中島博温
私がナカシマ・システム・コンサルティング代表、インターネットコンサルタントの中島ひろとしです。
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代表:なかしま ひろとし


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