
2005年4月「個人情報の保護に関する法律」(個人情報保護法)が施行されました。
個人情報漏えいのニュースが報道され、危機を感じている方も多いのではないでしょうか?
個人情報保護法とは、読んで字のごとし「個人情報」を保護するための法律です。
この法律の詳細は、以下に条文が掲載されているURLを提示しますので、個人情報を扱う企業の方は、是非一度ご一読ください。
参考:個人情報の保護に関する法律
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/kojin/houritsu/index.html
個人情報を故意に漏洩するのは論外ですが、オフィス内のパソコンの盗難や外出時のノートパソコンの紛失などの不意の事故によるものへの対応を考えておく必要があります。
この章では、不意の自己による個人情報の流出がされないための施策についてご紹介をしていきます。
 
ハードディスクパスワードは、パソコンのハードディスクにパスワードを設定し、盗まれても中身がコピーされないようにする機能です。
ノートパソコンの企業向け機種などに採用されていて、以下でご紹介をするパワーオンパスワードと併用します。
これら機能により、ノートパソコンなどが盗まれた場合、パワーオンパスワードを設定しておけば、電源投入後にパスワードを入力しないとWindowsなどのOSを起動することができなくなります。
しかし、これだけだとハードディスクを外して他のパソコンに接続することにより中のデータを読み込まれてしまう危険性が残ります。
このような場合、ハードディスクパスワードを設定しておけば、パスワードを設定したパソコンでなければ本体がハードディスクを認識できなくなるため、他のパソコンにつないで中身をコピーされることがなくなります。
 
BIOSパスワードとも言われていて、パソコンの起動時にパスワードを入力しないと起動できないようにする機能です。
ノートパソコンが紛失や盗難に備えてこの機能を内蔵している例が多いです。
この機能が必要な場合には、購入前にメーカーのホームページやカタログで確認が必要です。
 
セキュリティワイヤーとは、鋼線でできたワイヤーで、机や柱など固定できるものにパソコンをつないでおくためのグッズです。
キーを使ったりダイヤルで番号をあわせたりしないとはずせない仕組みになっており、ワイヤーも簡単には切断できない強度ですので、パソコンを盗難から守るのに適しています。
参考:エレコムのセキュリティワイヤー
http://www2.elecom.co.jp/accessory/security/lock/index.asp
パソコン側のセキュリティスロットの有無を購入前にメーカーのホームページやカタログでの確認が必要です。
また、空いているシリアルポートに接続できるものもありますので、セキュリティスロットのないパソコンを使っている会社では、こちらのタイプのセキュリティワイヤーを利用するのもよいと思います。
また、セキュリティスロットに関しては、パソコンメーカーにより名称が違うので、注意が必要です。
参考例:ケーブル・ロック用スロット(Dellの場合)
盗難防止用ロック(NECの場合)
 
上記のような施策を行うことも重要ですが、社員一人一人へセキュリティへの意識を高めるような教育を行うことも重要です。
社内で適当な人材がいない場合にも、外部の講師などを招いて、数ヶ月に1回程度定期的に勉強会を開くことをお勧めします。
また、個人情報の扱いに対してのガイドラインを設けることで、扱いに関して、個人の判断で行わないようにすることも重要です。
最近では、自宅の私用パソコンなどでWinnyを使っていて暴露ウイルスに感染してしまって個人情報や内部資料を流出させてしまう事件が相次いでいます。
流出事件を起こした人たちは、仕事用のデータを職場から持ち出して個人のパソコンに保存していたり、職場に私用パソコンを持ち込んで仕事をしていたり、保存期間が過ぎたら削除することになっている個人情報を保存したままにしておくなど、いずれも情報管理がずさんだったことが明らかになっています。
これにより、個人情報の流出が行われた時には、会社としての信用が著しく低下しますので、社長であるあなたが率先して、対応することが望まれます。
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